
映画:「ひまわり」あらすじです。。。
妻;ジョバンナ(ソフィア・ローレン)夫;アントニオ(マルチェロ・マストロヤンニ)
イタリアの2大スター、ソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニによる、戦争の悲劇によって引き裂かれてしまった愛を描いた、反戦メッセージの強い物語です。
「すぐに帰ってくるよ。」といって戦地へ行ったあの日から、彼女はずっと来る日も来る日も待っていました。
ナポリで出会って二人は恋に落ち結婚したが、夫アントニオは、このままでは、もうすぐ徴兵にとらまってしまう。 狂人を装って事件を起こし、わざと逮捕されるが、すぐに見破られ、逆に過酷な極寒のロシアへの出征が決まってしまう。
月日は流れ、終戦になって。。。。 しかし戦争が終わっても、帰ってこない。。
生死も分からないでいた夫を、妻はたまらず、とうとう、ロシアまで探しに行く。 車窓から広がる、一面のひまわり畑。。。。。。 ここはかつて戦場だった場
そしてたくさんのロシア人捕虜やイタリア人が眠っている場所。。
もしかして夫もこの下に?。。。いや、絶対に彼は生きているわ! 写真を見せながら何日も探し続ける妻。
やっと探しあてたが、つらい現実が突きつけられる。 夫は、命を救ってくれた現地の女性と結婚し、子供も生まれていた。
なんと、帰る駅で、彼女は、夫と会ってしまう。 しかし次の瞬間、突きつけられた現実のショックを受け入れられず、悲しみとショックのあまり 列車に飛び乗り、人目もはばからず列車の中で泣き崩れる。。。
ロシアまで探しに来てくれたイタリアの妻と、一瞬ではあったが再会してしまったことで、すっかり塞ぎこんでしまった夫。。。。。
月日が流れても変わらぬ状況に、ロシアの妻はイタリアに行くように、彼の背中を押した。
もちろん、もう二度と戻ってこないかもしれない、という覚悟で。 故郷のイタリアに着き、彼女に電話をする。「今はもう一人ではないから。」と、再会を拒むが、結局列車のストで帰れなくなり、もう一度、会えないかと電話をし、やっと、正式な再会がかなう。
彼女の家を訪れると今までのことを話はじめた。 戦地でのこと、雪の中死にかけていたところを現地の女性に助けてもらったこと、そしてその女性と結婚し、子供が生まれたこと。
でも、あの時、お礼を言ってイタリアに戻ってくるべきだった。戦争とは本当に残酷だ。でも、もう一度やり直そう。お互いまだ愛し合っている。。。。 しかし、その時、子供の声が聞こえる。 そう、ロシアから戻った後、彼女も結婚をして子供を生んでいたのだった。
子供の名前は今も愛する彼と同じ「アントニオ」。 しかし、「僕の名前からとってくれたの?」という問いに、彼女は「いいえ、聖アントニオからよ。」と答える。。。。
お互い、もう昔には戻れないことを悟り、今の新しい家族と、新しい生活を大事にしようと決心する。
かつて戦地へ向かうとき、見送ったホームで、彼女は再び見送る。
だんだん遠ざかってゆく列車を、あふれる思いと涙でいっぱいになりながら、今でも愛するアントニオと、もう2度と会うことはない。
ジョバンナは本当の別れをしたのでした。。 でもSUNFLWER ~LOST OF LOVE~が流れ、一面のひまわり畑が写り。。。やはり運命。。。だったのでしょうか。
あ〜切ない。。。 本当に切ない映画ですね。よしえはん この映画 何回観ても大泣き。。です〜。 Home に戻る