今から

あるお寺に和尚さんがいたのだが、長年老体に鞭打ったのが仇となり、とうとう半寝たきり状態になってしまった。

読経や寺の掃除など一切の業務を弟子に任せきりとなってしまったため、暇を持て余してしまった和尚さんは、ある日から文字の書いたカードを仕切りに音読し始めた。

弟子が不審に思って「それは何か」と尋ねると、和尚さんは笑顔で「英単語の暗記カードだ」と言う。

 

和尚さんの年齢はその時すでに80歳を越えていた。

残念ながらこの先回復する見込みもなく、はっきり言って後は死ぬだけ。

弟子は気後れしながらもそのことをやんわり和尚さんに伝え、失礼とは思いつつ、それが「無意味」であるとたしなめる。

 

すると和尚さんは怒ることもなく、「昔から英語がぺらぺらになりたいという夢があった。

もう80を越え、先も短いかもしれないが、今度生まれ変わったとき少しでも楽に覚えられるように、今のうち勉強しておるのじゃ」と笑顔で答えた。

 

それを聞いた弟子はその前向きさに感銘を受け、それから暗記のお手伝いをするようになったそう。   Homeにもどる

 

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コメント: 2
  • #1

    川内憲一 (日曜日, 19 2月 2012 12:23)

    ある人が言っていました。
    人生、死ぬまで修行やと。
    幾つになっても慢心することなく、前向きに。と言うことでしょうか。
    さて、寒いですね。京都はいかがですか?名張は積雪で外へは出て行けないし、水道は凍っているし。難儀です。雪見酒を楽しみましょう。ハハハ。
    元気でいて下さい。

  • #2

    よしえはん (日曜日, 19 2月 2012 22:33)

    川内さんコメント有り難う!
    本当に誰もが人生死ぬまで勉強ですね。
    最近はどう勉強したらいいのか解らなくなる時もあります。
    自分探しに度にでも出たらいいのかな〜。